がん闘病記11 2020/12/10(木)AM

緊急手術&入院 AM

大きな病院ってすごく待ちますよね。
私が病院についてのは 9時半~10時位だったと思います。
ここまで大きな病院に来たのは久々だったので、忘れていました。
しかも外来で初診ですから尚更です。

産婦人科に案内され、その待合室で座っていると次の案内が。
採血等の検査室に案内。・・・・10時30分
採血室にて採血。・・・・・・11時
・・・再び産婦人科の前で診察待ち・・・

結局診察室に入ったのが 13時半頃でした。

診察室に入ると、先生やら看護師さんが突然忙しそうになりました。

看護師「掴まらないで大丈夫?イス座れる?車いすの方がいいかな?」
私「いえいえいえ~(笑)大丈夫です。」
看護師「頭痛とか吐き気はないですか?」
私「全然ありませんよ~」
先生「診察台に移動できるかな?掴まったら立てそう?」
私「え・・全然大丈夫ですけども~」
先生「(看護婦さんに)一応車いす持ってきておいて」
私「いえいえいえ・・・本当に今は大丈夫なんですけど・・・(汗)」

大げさなんじゃぁ・・・と恐縮してしまう程でした。

今思えば、血液の検査の結果を見て、あまりにもひどく、
いつ倒れてもおかしくない数値だったようです。

私自身からすれば、一昨日倒れた時に比べてしまうので、
むしろ元気にピンピンしているつもりだったのですよね。

診察台から降りる時、車いすに座るように促されました。
歩くのもあぶないと判断されたようです。そして・・・・

先生「う~ん・・このまま帰せないなぁ・・・」

え?・・・聞き間違えかな?と思っていると

先生「今日このまま入院ってできる?」
私「できますけど・・・・・そんなにヒドイんですか?」
先生「今、本当にフラフラしたりしてない?歩くのもあぶない位だよ。」
私「一昨日、倒れた時はキツかったですけど、今は全然普通です。」
先生「う~ん・・・でも出血が続いてるし、良くはならないから。
  応急処置的な手術をしてもらった方がいいかな。」

入院?!・・・手術?!?!?!
突然手術と言われ、本当に驚きました。

そう言いつつ、私の診察のカルテに何かを書いていたようでした。
それから処置室へ案内されました。
処置室には違う先生と、看護師さんがいらっしゃいまして、
看護師さんは慌ただしく書類を揃え、
先生はPCでスケジュール表を覗いて電話をかけていました。

先生「もうちょっと待っててね、今麻酔の先生にも聞いてるから。」
しばらくその様子を見ながら待っていました。
看護師さんが何枚もの書類を先生に渡すと、
先生はやっと落ち着いたように私の顔を見て話してくれました。

先生「貧血がかなりひどいし、出血も続いてるみたいだから、
   まずこの出血が止めたいよね。
   緊急手術になっちゃうけど大丈夫かな?」
私 「それは大丈夫なんですけど、いつ退院になりますか?」
先生「今日手術して、特に何もなければ明日帰れるよ~」
私 「わかりました。・・・・お願いします。」

先生はたくさんの看護師さんや先生に声をかけてくださって、
緊急手術の段取りをしてくださり、緊急手術と一泊入院が決定しました。

その後、隣の部屋に移動して、看護師さんから手術の内容や注意、
それに伴うリスク等を説明いただき、何枚もの同意書等にサインしました。
手術中に出血がひどかったら輸血するかもしれないとも言われました。

そのまま病室の準備をしていただいている時、看護師さんに交渉してみました。
私「あの~・・・車で来ていて、この後子供をお迎えにいこうとしたんですけど・・」
看護師「ええ・・誰かお願いできる人いない?16時から手術にしたんだよね。
  あと1時間しかないからなぁ・・というか、車あぶないからダメだよ!笑」
私「ですよね・・お迎えはあきらめるので、車だけ家においてきていいですか?
 (代わりにおじいちゃんにお迎えにいってもらうので)」
看護師「う~~ん・・・大きな声じゃ言えないけど、1時間位で戻ってこれる?」
私「はい!すぐ戻ります!!ありがとうございます。」

看護婦さんのご協力をいただき、家族に連絡した上で、
車で家に戻り、原付バイクで病院に戻りました(内緒です)
ご心配くださった看護師さんごめんなさい。

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